1.スカウトの年齢、知識、技能、体力に適合した、余裕のある計画をもってプログラムの実施にあたります。必ず、安全管理者を置いて、活動中における安全に関して常に十分な配慮をすること約束します。
特に、水のプログラム(川遊び、水泳等)を実施する際には、実施場所の事前及び直前の調査、十分な指導・監視及び水難救助の態勢を整え、この態勢が整わない時は、水のプログラム(川遊び、水泳等)を実施しません。
2.室内、野外を問わず、スカウト活動における安全管理の原則を忠実に守ります。プログラムの実施にあたっては、必ず計画書を作成して、安全に関する各レベルで指導者の担当を明確にするとともに、相互に連携を密にすることを約束します。併せて、保険の加入について、今一度確認をします。
3.野外活動の場所・気象条件等の環境の事前調査、及び用具・資材等の安全確認と万全の準備、 並びにスカウトや指導者に対して安全に関する必要な知識や技能の事前研修や準備訓練を確実に行います。また、これらの実施記録は必ず残します。
4.指導者は、行事やプログラム活動中は、自己の健康管理を責任もって行います。スカウトの指導や対応にあたって判断に誤りがないようにし、プログラムの実施にあたっては、時に状況に応じてその活動を中止する勇気と決断を下す責任があることを肝に銘じます。
5.指導者・スカウトともに、厳に「慣れ」を戒めます。これまで事故に至らなかったが、幸いにして、気付かずに、ことなきを得たこともあるのだと認識し、これからも事故がないとの絶対的な保証にはないという自覚を持ち行動します。
6.平成23年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所事故の発生で、周辺環境から通常より高い濃度の放射能性物質が検出されています。屋外での活動は、各自治体及び文部科学省の関連情報を充分に把握・考慮し、活動内容を検討します。
7.杉並4団安全管理マニュアルを活用して、安全管理態勢を確立します。
8.以下のような資料を参考にし、常に、安全について研究して、安全管理態勢を確立します。
(1)「ボーイスカウト安全入門」、「救急法」、「コミッショナーハンドブック」、
「団の運営と団委員会(第8章:スカウト活動と保険)」
(2)日本ジャンボリー・ベンチャースカウト大会等の安全管理ハンドブック
(3)指導者訓練コースにおける安全管理ハンドブック
(4)スカウティング誌(発行年/月号、タイトル)
· H23/ 7 15NJナタの事故に関するアンケート結果(概要)
· H24/ 5 平成22年度そなえよつねに保険事故データの分析
· H25/ 5 平成23年度そなえよつねに保険事故データの分析
(5)「新・野外活動の安全 Q&A」大阪連盟発行図
(6)「野外を中心としたスカウト活動における応急手当」奈良県連盟発行
(7)「安全委員会作成/スカウティング誌掲載記事抜粋」日本連盟2016年発行版
以上